花火大会だって許可手続きが必要

花火大会だって許可手続きが必要

 

花火大会にも許可申請を!

福岡も梅雨があけ真夏になる

こんにちは、行政書士福岡法務です。先日から外回りをしているのですが、かなりの猛暑ですね。ちょっと立っているだけで汗がダラダラとふきだしてくるのでハンカチを手ばなすことが出来ません。久しぶりにコンビニで袋に入ったカキ氷を食べたのですが一気に体が冷えて夏を感じてきました。子ども達も夏休みのようで外に出ると元気に自転車を漕いでるのを見かけます。私はというとなるべく日陰を探して歩いていますが自宅に帰ると自分の汗臭さにビビってしまいます・・・笑

 
今年から大濠花火大会の開催がなくなりましたが、花火大会ってどのような許可申請が必要か知っていますか?一般の方がこのような許可申請をすることはないでしょうが「火薬類(煙火)消費許可」というものを各中小企業振興事務所からもらわなければなりません。火薬類の定義ですが、黒色火薬、ダイナマイト、電気雷管、実包、導火線、信号焰管や花火などがそれにあたります。

 
この火薬類(煙火)消費許可書には火薬類の種類及び数量(いわゆる何発花火をあげるか)や責任者の名前、何時から何時までするのかなどを記載しなければなりません。今までは何となく花火大会があるから行って花火を見ていましたが、許可申請などにかかわるようになり見方が少し変わってきました。花火大会一つとっても色々な人達が関わりあい安全性の確保や、どのように花火をあげるかなどを考えていると思うと規模の大きさを感じます。呑気にビールを飲みながらイカを食べている自分がいる反対には数ヶ月前から準備している人たちもいると思ったら花火大会も倍感動します。

 
また、花火をあげるだけではなく、「製造」「販売」「火薬庫の設置」「譲渡・譲受」「輸入」「廃棄」にもそれぞれ許可申請が必要となります。こう見ると面倒くさいなーと感じますが、火薬を扱うので安全を確保する為には必要ですよね。

 

かんぽ不正販売がニュースに

郵便局員に保険のノルマ自体があるのを知らなかったのですが、高齢者を騙し保険を売っているというニュースを最近目にします。郵便局員と言えば信頼できそうな感じがしますが、このようなニュースを見ると見方が180度変わってしまいます。

 
ひどいものになると収入は年金の約13万円しかないのに対し、保険料は25万円以上になっているという状況さえあるようです。その方は認知症で全て郵便局の人に任せていて信用をしていたようで、何だかなと思わされるニュースでした。私がやっている仕事も信用から成り立つ仕事だと思いますし、信用を逆手にとった売り上げの伸ばし方は絶対にしてはいけません。ただ、私はサラリーマンではなく個人事業主としてやれるため自分の裁量で決める事ができます。それに比べ郵便局員は上からの指示でノルマ達成のためイヤミの一つや二つは言われて精神的に参ってしまうのかもしれません。だからと言って滅茶苦茶なことをしていいという理由にはなりませんが人のためになりたいと思うから働いているのに、人のマイナスになるようなことをしているのは本末転倒です。その商売道具が保険であるならば尚更意味が分かりません。被害を受けないようにするには近くの親族等が目を光らせて、家族とのコミュニケーションを増やす大切さもあるのではないかと思いました。