福岡で行政書士資格を取得するまで

福岡で行政書士資格を取得するまで

国家資格である行政書士は、180点以上(法令122点未満、一般知識24点未満であれば足切りされる。)で合格することができ、平均合格率は10%前後で落ち着いているようです。中々勉強が捗らなかった私ですが、どのように勉強をしたかを福岡の行政書士が暴露します。全くといって参考にはならないと思いますが、暇つぶしにでも読んでください。

福岡の行政書士を具体的に目指したとき

・行政書士法を読んでみて

行政書士法の第一条の二には、行政書士は、他人の依頼を受け報酬を得て、官公署に提出する書類(その作成に代えて電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によつては認識することができない方式で作られる記録であつて、電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう。以下同じ。)を作成する場合における当該電磁的記録を含む。以下この条及び次条において同じ。)その他権利義務又は事実証明に関する書類(実地調査に基づく図面類を含む。)を作成することを業とする。と書いてあります。キッカケとなったのは、その他権利義務に関する書類を作成すると書いてあるところを見て行政書士になることを決意しました。

・行政書士として福岡で開業したワケ

福岡で行政書士として開業するキッカケとなったのは離婚や浮気相談にのることが多かったからです。というのも、私が探偵業も運営しておりそこから離婚や浮気の相談をされるという経緯があります。探偵というのは浮気調査の割合が一番多く、調査後には本人同士で話し合ったり、私から弁護士を紹介したりという流れで問題を解決しておりました。浮気調査で証拠が集まった後でも、何か役に立つ方法はないか?と考え、書類作成ができる国家資格を選び行政書士になりました。

福岡の行政書士はこう勉強した!

・あまり捗らなかった勉強

行政書士になるためには、やはり勉強が必要です。平均合格率が10%前後の行政書士資格なので、無勉強で受かるほど甘くないとは考えていました。学校に行くのには時間も拘束されますし、費用も結構かかってしまいます。ですので、通信タイプを選んだのですが、探偵業務もしていますので夜中に調査だったり、早朝に調査だったりし、疲れて全く勉強をする気にはなりませんでした。

・そもそも勘違いしていた通信システム

通信というシステムもあまり理解せずに申し込みをした為、自分がイメージしていたものとは全く違っていました。自分の頭の中では、60分くらいの授業の動画がいつでも見れ、購入した教科書を見ながら自分で学校スタイルで勉強が出来るものだと思っていました。しかし、蓋を開けてみれば数分の動画が科目ごとに整理されており表面的なことをサラっと説明するもので教科書を読んだらすぐ分かるようなものばかりでした。それよりも、youtubeにあがっている動画を見たほうが詳しく掘り下げているものが多くあります。また、民法に関しては司法書士もあるので、司法書士試験の動画を見るのも参考になります。

・質問できるのがメリット

通信の一番のメリットは質問ができることですが一日の回数制限があります。回数制限があるからといって、それに困った事はないのでストレスはたまりません。ただ、回答してくれる先生によっては分かりやすい先生や、分かりづらい先生もいるので運要素もあります。行政法は自分で勉強しても分かりやすいのですが、民法と商法は分かりづらい部分も多いので、それを中心に私は質問をしていました。

・時間を無駄にした勉強方法

とりあえず購入した教科書を1回読みました。そこから、過去問10年分というものを1万円くらいで購入し、それで勉強をした気になり長期間なにもせずに時間だけが経っていました。教科書はホコリまみれ。何となく気が向いたときに、過去問10年分を解いてみたのですが全く分からず。教科書1回しか読んでないから当然なんですが正答率が低すぎて翌年に受験しようかと考えてしまいましたね。でも、二年かけるのは面倒くさいという精神で今年どうしても取得したいと思ってそこから過去問ばっかりしていました。その勉強方法も間違っていましたが。過去問の解き方も最初は正解ばかりを見て、他の肢が何故違うのかという事の考察はなし・・・笑

何週かしてこの肢は何故違うのかという検討をするようになり、そこからまた過去問ばかりしていました。他の肢も検討する事により知識は広がるのですが、同じ過去問ばかりしていたので脳から「3」とか「4」とか解答が先に思い出してしまい勉強できているのかという不安にはなっていました。過去問10年分なら95%以上の正解は出せる自信はあります!笑

・模試の点数はよくはない

通信でしたので2回分の模試に挑戦することが出来ました。1回目が160点くらいで、2回目が181点という結果でした。2回目は180点以上だったので本番だったら合格だったのになぁと思っていた事を覚えています。ただ、この点数も一般知識で40点も取れていたからで、本番では最低の24点くらいだろうなと考えていました。だから実質165点と考えたら、1回目から2回目と点数が伸びてないなと考えて勉強をしていました。

・始めからすればよかった勉強法

ということで、模試2回分も過去問10年分と合わせて何度も繰り返してやったので、12年分をやっていたという計算になります。ずっと過去問かyoutubeの行政書士講座しか見てなかったのですが、本試験1ヶ月前くらいに、ふと教科書を読んでみようと思ったんです。すると、ビックリですね。脳味噌に知識がバーーッと入って行く感じ分かりますかね?過去問12年分もやっていると「分かる」「なんとなく分かる」「全然理解できない」の3つに分類されるんですよ。全然理解できない所は質問をしたり、自分で調べたりするんですが、なんとなく分かる所はなんとなく分かっているから重点的にそこを勉強しなかったんです。教科書を読むとあれがこうだったのかと分かって、教科書の素晴らしさを感じましたね。笑

かなりの遅さで教科書の大切さに気付き、残りの1ヶ月はほとんど教科書を読む時間にあてていました。本試験前日の夜も勉強をしようかと思ったのですが、浜カツにいってお腹一杯食べてグッスリ寝ましたね。

福岡県の行政書士試験日

・朝は早めに起きました

前日はいつもより早く寝て、かなり早い時間に起き教科書を読みました。試験数時間前になると集中力も一番ある時間ですので、とにかく知識を詰め込みました。試験会場までは車で行き、教科書は行政法と民法だけを、糖分摂取の為にキットカットとおにぎり一つ、眠気覚ましの栄養ドリンクを購入し、試験会場の駐車場で食べながらギリギリまで教科書を読んでいました。そのときは新しい知識を詰め込むより、努力義務や義務など法律の細かな部分をチェックしてました。

・試験時間は短いと感じた

3時間の試験時間ですが集中しているため短いと感じました。見直しを全てする時間はなかったです。記述式のところと、行政法のところ、民法の途中で見直しは終了という感じでした。行政法の部分は1箇所ケアレスミスがあったので、見直しは大事ですね。

・実は一番怖かった足切り問題

一般知識にはほぼ手をつけておらず、個人情報保護法に関してだけ勉強はしていました。一般知識は6問以上正解していないと足切りになってしまいます。例年通りであれば、個人情報関連の問題が3問、文章理解が3問ですので満点をとれば足切り回避だという考えでした。帰宅しながら速報解答があったので、そこだけ見て安心したのを覚えています。もちろん、このように開業しているわけですので合格できました。

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